悲惨な事件ばかり

2009.11.14

悲惨な事件が多いこのごろです。 ２２歳の女性英会話講師が遺体で見つかった事件の容疑者として逮捕された３０歳の男。 取調べに対しては何もしゃべらず、食事もとらずという態度のようですが、整形手術までして逃げようとする執念はなんなのか。 犠牲者に近づこうとしていたときにはかなり積極的で、何度も声をかけたり追いかけたり、断られると似顔絵を描いて気をひかせ、根負けして気を許した人を結果的には殺害。（まだ容疑ですが） 恵まれた家庭で育ったようですが、どうしてそうなってしまうのか。 島根県の女子大生が遺体を切断されて遺棄された事件も痛ましい。 明るく活発そうな、まだ１９歳で将来の夢を持っていたであろう女性がある日突然に。 通り魔的事件とは思えない気もしますが、犯人の姿がまったく想像できません。 被害者が女性ばかりかと思うと、これがまた違う。 婚期に遅れをとってしまった男性を相手に、だます目的で近づいて殺害。 これもまだ容疑の段階ですが、関わった男性複数が同じような状況での不審死。 容疑の女性は「毒婦」と報じられていますが、この女性にとって男性はどんな存在なのでしょうか。 お金になりそうな相手なら誰でも獲物にする？ 一時的にしろ、その相手に身を委ねたであろう女性の本心がまったく理解できない。 ひどい女がいるものだと思っていたら、なんと同様の事件が同時期に報じられ、どっちがどっちなのか分からなくなってしまった。 違うのは、結婚詐欺か、スナックの客相手の詐欺？ それ以外は、容疑者の女性の年令、容姿（どちらも美人ではない？）、睡眠導入剤の使用、相手となった男性の数の多さ。 ごく一部の人間の、ひどい例だけをあげて将来を悲観するわけでもないけれど、世の中が心配です。 オバマ米大統領が来日中です。 ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領は、アフガニスタンへの米軍増派を決断しそうです。 何日か前テレビで、米軍の誤爆により８歳の少女が全身にやけどを負ったことを報じていました。 少女を病院に運んだのは米軍ということで、誤爆を認めたことになります。 顔中に薬を塗られ、手足は包帯で巻かれ、その手は苦痛で震えていました。 「これでもオバマはノーベル平和賞か」 と訴えていた現地レポーターの表情が生々しく残っています。 「力で制する」 それで世の中が平和になるのでしょうか。 　　　　　　　　　　雨のため出かけることを断念しました。 　　　　　　　　　　近所の公園の紅葉。