続続・ウォーキングで

2010.12.4

ジョギングコースを歩いていると、後方から「ダッダッダッ」っと迫ってくる音。 一人や二人ではなく、もう少し多いと推測。 私を追い越すときに、その中の一人が「おはようございます。」 そしてたぶん全員が同じように声を合わせて挨拶。 私ももちろん応対しましたが、このコースを歩いていて初めてでした。 背中に「陸上競技部｣の文字。 たぶん規律正しい指導や訓練を受けているのでしょう。 後ろから声援を送りたくなりましたが、そういう人たちばかりではないのが事実。 中にはコース目いっぱいに広がり、逆走してくるグループもあります。 もちろん挨拶なんかありません。 その差は、たぶん競技の成績にも現れてくるのではないでしょうか。 以前にもウォーキング時の人間ウォッチングを紹介しました。 その続編です。 あるとき、私の前を歩いているおじさんは、何やらぶつぶつ言いながらです。 少しスローペースだったので追い抜いたのですが、 私と少し距離が開いたところで、今度は歌い出しました。 その歌を聴いてなんとなく分かったのですが、ぶつぶつ言っていたのはたぶんせりふだったのです。 ラジオを聞きながら歩いている人は結構いますが、カラオケの練習をしながらは珍しいです。 おじさん（年輩の）と娘さんらしい二人連れ。 おじさんは途中で暑くなったのか、歩きながら上着を脱ぎ始めました。 娘さん：「なんでそんなに着ているの！」 おじさん：「それじゃ、としよりの日向ぼっこだってか？」 その掛け合いが微笑ましかった。 次もおじさん。 自分のペースでゆっくり歩いている一人のおじさん。 私が追いぬくとき、 「あっ、また抜かれた。俺ってそんなに遅いのか？」 私は、「ゆっくりでいいんですよ。」 といいましたが、そのおじさん、自分が遅いことを分かっていなかったのだろうか。