中国で体調不良そして回復

2016.3.5

一月、中国の海南島三亜では、おいしいものをたくさん食べました。 私は基本的に、食べ物で苦手なものはなく、何でも食べることができると思っています。 三亜では、海鮮料理や、麻辣の四川料理などを食べ、また、南国ならではの果物類もたくさん食べました。 すべてがおいしく、満足して帰路に着いたのですが、三亜から大連に着いたとき、私の胃腸に異変が起きました。 大連に着いた翌日は下痢の症状。 でも不思議なことに、腹痛はなく、ただ気持ちが悪く体内の水分がすべて放出されてしまう感じ。 「どうして？」と、考えてみるのですが、 三亜からの帰り、空港内でラーメンを食べました。 そのラーメン、日本円に換算すると ￥1,500 ほど。 「空港内なので少し高いのはしょうがないか？」 と思って食べたのですが、これが美味い！ そのように、おいしく食べたもので「食アタリ」になるなんて考えられません。 食べ物以外で考えられることとして、気温の差。 三亜の気温は２８℃で半そでシャツでした、大連への飛行機は途中の南京経由でしたが、そこで冬の服装に着替えました。 大連に着いたときの気温は、たぶんマイナス５℃くらい。 数時間で気温の差３０数℃は、身体に変調が起きたとしても不思議ではない？ そう考えれば、納得できなくはありません。 日本からの携行薬を飲みましたが、効き目がありません。 症状が回復しないまま二日目になり、中国の薬を服用しました。 “速效止泻胶囊” 　泻＝下痢の意味、「胶囊」はカプセル。 なんと、あのひどい症状がぴたりと止まりました！ 中国に来たのだから、中国のものを！　まさにその通りです。 よく聞かれることがあります。 「中国の食べ物、だいじょうぶですか？」 私は、 「中国に行って中国のものが食べられなかったら、旅行はおもしろくありません」 と答えますが、また一つ教訓を得ました。