2014.11.**

―　二龍山　報恩寺　― 大連開発区から北に100kmちょっと、普蘭店市の安波温泉地。 バスで３時間ほどの道のりです。 「報恩寺」は、中国の四川省にもあり、 日本にも同名の寺院は、東京や京都、兵庫県、また東北地方にもあるようです。

報恩とは、恩（特に、仏・祖師などの恩）にむくいることです。 報恩寺は、明の時代（1436）に建立されました。 二龍山は遼寧省の三つの大きな川（黒龍江、松花江、牡丹江）を持つ老龍崗山脈に到達すると伝えられます。 寺院の石垣のうちには、松が空高くそびえ、古色漂い、花が咲き乱れます。 宝殿の中の両側には禅部屋があります。 また、宝殿の中央には“釈迦牟尼”，両側には“文殊菩薩”と“普賢菩薩”。 その釈迦牟尼の背後に横たわった観音像があります。 このような配置はたいへん珍しいものです。 　　（私の訳は正確なものではありません、不好意思。）

都会から離れた田舎は、やはり空がきれいです。

中国らしい龍のデザイン（？）の焼香台。

繁華街から離れた山の中、訪れる人は少ないようで、他の参拝者を見ませんでした。

はるか遠い、中国の歴史を感じる造りです。