「安徽省南部の古村落（鎮）」として、

は、2000年に世界遺産に登録されました。

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=hongcun

=xidi

（日本語表記は「西逓」）

2005年、中国の国営テレビ局（ＣＣＴＶ）が、中国の村落（鎮）２万箇所の中から、特に魅力的な「十大名鎮」を発表しましたが、その中にもこの二つの村が選ばれています。

宏村は、南宋紹興の時代（西暦1131-1162年）に造られた、汪氏一族の地です。
今もなお延々と続く800余年の歴史。黄山から延びる豊柵峰や雷崗山等を背景にした高地で、
常に靄がかかり、墨絵のような光景は、まるで一枚の山水画を展開したようになります。
そのため、“中国画里郷村”と褒め称えられています。

黄山の麓にたたずむ二つの村。
宏村は水墨画のような美しさで、中国の多くの人々が写生に訪れる「中国画里郷村」と呼ばれています。

明や清の時代の建築物が数多く残る村落で、家々をめぐる水路は当時のままの姿で残っています。

中国で現存する数少ない伝統の建築群と、今も住む人たちの自然の生活がそこにあります。

文化的伝統または文明の稀な証拠。
人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

このようなことが、世界遺産に登録された理由。
二つの村を見るには、タクシーで40分ほどの距離を移動する必要あり。

西逓の街の裏通り。　漆喰の白壁や灰褐色のレンガ造りがほとんど。

西逓は、東西の長さ700m、南北の幅300m、住居は300戸ほど、人口1000人余り。
村にある大きな川の西側に位置し、また古くから郵便物を届ける宿場があったので、
“西逓”と名付けられた。かねてから“桃花源裡人家”（桃源郷のような家並）と称されています。
西逓は、北宋時代に始まり、950年の歴史があります。

西逓は桃源郷を思わせるのどかな景色で、「桃花源里人家」といわれています。

村の中央にメインの通りがあり観光客があふれていますが、少し奥に入ると人通りは少なくなります。

＊中文は、中国の検索エンジン「百度」が公開する「百度百科」より一部を引用。