　―　南寧の街と食べ物　―

「南寧」は、中国の南に位置する都市。

日本に、都・道・府・県があるように、中国には、省・自治区・直轄市があります。
自治区は少数民族が主体となって管理する地域で、チワン族が多く暮らす「広西チワン族自治区」の首府が南寧です。

南寧は、歴史的にも文化的にも桂林と関係があり、また、風景も桂林に似た場所があります。既に、「明仕田園」の風景を紹介しています。
南国の温暖な気候が影響して、のんびりと穏やかに暮らす光景が見られます。観光地としてはあまり知られてないようで、外国人観光客は少ない感じでした。

上の写真は、中国の大型ショッピングモール「万象城」のひとつ、「南寧万象城」の上昇階からのもの。
交差点の名前が「万象城」で、地下鉄の駅名も「万象城」です。
このショッピングモール内には、世界の有名ブランド店が多く、レストランなどもおしゃれな店が多い。その中でも、南寧の特色料理が食べられる店に行きました。

桂小厨(万象城店)

广西的特色都可以在这家吃到，口碑还不错。在万象城里很好找。环境也有少数民族风情，门口就站着一位美眉，穿着民族服装，特别热情。

広西の特色はすべてこの店で食べることができて、評判が良いです。
“万象城”のビルの中にあってとても探しやすいです。少数民族の風情もあって、入口に立っている一人のきれいなお姉さんは民族衣装を身につけていて、とても親切です。

私が中国で拠点とする大連から南寧まではとても遠い距離。
中国を縦断するような距離です。
直行便はなく、中間地点で乗り継ぎとなります。

今回は「南通空港」での乗り継ぎです。
（上海の近く）

待ち時間に空港内を散策していると、「南通特産」の店。
商品を物色していたら、おいしそうなものが。

鸭脖子是必吃不可的一道美食，那真是好吃啊，如果到南通，看到有鸭脖子卖时，你买和吃吧！

アヒルの首はとてもおいしい食べ物です。
それは本当においしいです。もし南通に行ってアヒルの首が売られているのを見たら、ぜひ買いましょう。

南寧で特色のある食べ物としては、「粉」と呼ばれるものがあります。
日本で、うどんやラーメンなどのいわゆる麺類は、小麦粉が原料のものを指すと思います。
中国でも同じで、麺類や餃子の皮などは小麦粉を原料とするもの。
一方で、米粉や澱粉などを原料とするものは麺とは別のものとして扱われ、これが「粉」と呼ばれるものです。
南寧の街を歩くと、「〇〇粉」と表示されたものを多く見かけ、日本での「〇〇ラーメン」と同じようでしょう。