2015.4.6

―　福建省・厦門（アモイ）へ　― 福建省は茶の産地で、烏龍茶の最高級品とされる武夷岩茶や安渓鉄観音、ジャスミン茶、水仙花茶、紅茶などが銘茶として知られています。 また、熱帯果物の生産も盛んで、バナナ、パイナップル、柑橘、茘枝（ライチ）、びわ、龍眼は省内の六大果物として有名。 東シナ海の沿岸に位置し、台湾海峡を挟んで台湾と向かい合っている温暖な地方です。 大連からの直行便はなく、河南省の鄭州市経由の飛行機になります。

厦門（xiamen)市は英語表記で、Amoy City 日本を含め一部の国ではアモイ と呼んでいます。 出発地の大連は、４月といえどまだ冬の服装ですが、 厦門の空港につくと、やや湿気があって夏の感じ。 タクシーで市内に向かい、そこから「鼓浪嶼（コロンス島）」に渡る船に乗ります。

フェリーは、けっこう頻繁に便があるようですが、ほぼ満席でした。

コロンス島は、温暖なリゾート地としても知られています。

現地に行く前に天気予報を見ましたが、「晴れ・曇り・雨」すべてのマークがありました。 晴れたかと思うとまた雨が降る、といっためまぐるしく変わる天候でした。

海辺の中華料理屋さん。 この２階が、第一日目に宿泊するホテルです。

部屋からは海が見えます。 案内してくれた従業員に、 「通りの側なので、うるさいですね・・・」 と言ったら、 「夜には人はいなくなります！」

南国の感じ。 従業員の言ったとおりで、夜に聞こえるのは波の音だけ、 そして朝には、雨音が・・・

これは、二日目に宿泊のホテル。 この島で一番大きなホテルだそうで、別荘形式。 中国としては、やや高めの料金でした。

この部屋からも海が望め、リゾート気分。

コロンス島は坂と階段が多く、落ち着いた街並み。

フルーツを売る店も多くあり、珍しいものを食べながら歩きます。 次回は、この街の風景を紹介します。